新潟医療福祉大学同窓会

GRADUATE同窓生は今

三上 奈月さん

投稿日:2012.03.30

患者様が笑顔でリハビリ・退院ができるように

財団法人 黎明郷
弘前脳卒中・リハビリテーションセンター勤務
三上 奈月さん

Q1:新潟医療福祉大学在学中に、どちらの学部・学科に所属していましたか?
「医療技術学部 作業療法学科」に所属していました。

Q2:学生時代の思い出。特に印象的だったことは何ですか?
国家試験後のOT卒業旅行です。江ノ島や箱根温泉に行って観光をし、夜は宴会をして友達や先生と騒いだことが思い出です。国試がやっと終わったという嬉しさと開放感で、特に印象に残っています。
またテニス部に所属していて、授業後に暗くなるまで練習をしたり、試合に出たり、ボーリングやカラオケに行って夜中まで遊んだことが懐かしく、とても楽しかったです。

Q3:勤務先について紹介してください。
青森県弘前市にある「財団法人 黎明郷 弘前脳卒中・リハビリテーションセンター」に勤務しています。一般病棟(急性期〜回復期)と脳卒中病棟(超急性期〜回復期)合わせて248床あり、県内で初めての脳卒中専門病院でもあります。外来リハや訪問リハも行っており、PT・OT・ST合わせて100人以上が勤務しています。

Q4:現在携わっていらっしゃるお仕事について具体的に教えてください。
作業療法士として、一般病棟急性期を担当しています。主に予約入院の患者様を対象としていますが、その他に回復期の患者様で病態変化により急性期での治療が必要となった患者様を対象としています。時に脳卒中超急性期の患者様を担当させていただくこともあります。そのため全身状態を把握し、リスク管理に注意しながら訓練介入を行っています。対象患者様は急性期を経て、自宅退院や施設入所、転院、回復期病棟への転棟、外来リハへの移行など方向性は様々であり、患者様に合わせて必要な援助を行っています。

Q5:大学での経験は、現在のお仕事に影響を及ぼしていますか?
解剖・生理・運動学、専門分野の授業は現在働くうえで、大きな土台となっていると思います。また実習を通して、患者様との関わり方や学生・指導者としてのあり方を学び、今後指導する立場となる中で参考にさせていただきたいと思っています。

Q6:仕事に対するご自身のモットーを教えてください。
Dr.を中心に他職種と協力して患者様に関わることです。質の高い医療を提供するためには、チームアプローチが必要不可欠と考えます。一般病棟急性期を担当させていただく中で、患者様やご家族は様々な不安を抱えていることが多くあります。そのため、いかに安心してリハビリに取り組み、笑顔で退院を迎えられるかを常に考え、関わらせていただいています。

Q7:今後の夢や目標を教えてください。
目標は、今よりもっと患者様の方向性を見据えた訓練介入が行えるようになることです。また今年はOT4年目となり、学生や後輩を指導する機会が増えてきます。そのため自己学習を継続しながら、指導者として的確なアドバイスや援助が出来るよう努力していきたいです。

Q8:最後に、同窓生やこれから社会に羽ばたく在校生にメッセージをお願いします。
青森勤務で新潟から遠いためか、同窓生にはなかなか会えず寂しいです。いつか近況を報告したり、当時の話をしたりして盛り上がれたらいいなぁと思います。OT5期生のみんな、テニス部のみんな元気ですか?私は青森で素敵な仲間達に囲まれながら頑張っています。桜まつりやねぷたの時期には是非青森に遊びに来てね。
在校生には、今しかない時間を思いっきり楽しんでもらいたいです。学生時代の様々な経験は、必ず自分の力となってくれるはずです。

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